
コチラは下高井戸〜三軒茶屋間をひた走る、東急世田谷線ナリ。
ぶっちゃけ乗った事はありませんが、何だか都内では珍しい光景。ちなみに非常に判りづらいですが写真左側にある民家はサスペンスドラマの『家政婦は見た』の撮影現場だとか。
今はどの電車に乗ってもTVがついていたり、地下鉄などではトンネル内にパラパラ漫画みたいな広告(あれは何て言うんだろ??)があって、何かと飽きさせない工夫がしてあります。
そんな電車にまつわる・とある日のお話。
自分がドア付近に陣取って外の景色を眺めていると、2人の真面目そうなジャージ姿の男子学生(その駅にある大学を考えると恐らく東大生!)が乗ってきて、自分の調度目の前に。
・A君『でも、お前の部活はマネージャーがいていいよなァ。』
・B君「でも凄いのばっかりだよ。ま、いないよりはいいけど。」
…参考までに言っておきますと、この話はノンフィクションであり、出てくる名前・地名等は全て実在します、多分。
・B君「マネージャーと言えばさ、うちの部、学年に一人ずついるんだけど……。」
・A君『いいじゃん。』
・B君「なんだけど、新しく入った一年のマネージャーが《せさき》サンって言うんだけど、珍しい名前じゃん!?でさ、元々いるマネージャーのに《すさき》サンていう人もいる訳!有り得ないよね!?紛らわしいってか、《すorせさき!》って先生が呼ぶと二人共反応するんだ!超ウケるんだけど!!」
……そんなにウケる話ではないけれど、確かに珍しいなと自分も聞いていました。
と、次の駅で降りるのか下に置いていたスポーツバッグをB君は肩にかけ、反対側のドアへと向かっのであります。
その時、B君のスポーツバッグの肩紐の端にネームプレートが付いていて何気なくみてみると、そこには、
「佐々木」の文字が……
ええぇ〜〜っっ!!!!!!!!!?
w(゜o゜)w
お前もじゃんっ!?
突っ込まなくていいの、A君!!?
そして先生が『〜さき』って呼んだ時になぜお前は反応しない!!!?
ホームに降りるB君のジャージの背中には、しっかりと「SASAKI」の文字が。
乗って来たよりも随分と大きく見えたその背中から逃げる様に、電車は走り去っていきました...